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当社開発技術の新型ジッパー”MW:ジッパー”ついてご説明させていただきます。 |
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これまで、菓子箱・化粧箱等のシートケースの切り抜き構造として、左図様な形状のジッパーが主流とされて参りました。
しかし、従来の形状では、切り抜き時にかかる力方向の関係上、
切り抜き方向が一定方向でないと切り分け難いものであり、さらに破断後のツナギ残りのバリに引っ掛けて怪我をする恐れが
あったため、クリアパッケージ等の硬質材料のパッケージにおいて従来型ジッパーは使用不可能でした。 |
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ジッパーの細部は(左図)の様に、2本の波状刃A・Bを、それぞれ山部分と谷部分が合致対向するように互いに波の位相をずらした状態で略並行して近接配置させ、上下一対の切り込み部Cと、ツナギを入れた上側切込み部の山部分の頂点2A、下側切込み部の谷部分の頂点2Bの連続配置により、切り裂き構造を形成するものです。
これにより、切り裂き時にかかる力が切り裂き方向に対して常に略直角に作用するため、例えば湾曲状などの多方向への
切り裂きが可能になりました。
また、破断後のツナギ残りのバリが破断縁部それぞれの窪み部分2A・2Bに形成されるので、手指に触れ難く、
クリアパッケージ等の硬質材質の破断縁部に触れても手指を傷つける心配がなくなりました。
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